こういう記事もせっかくなので書いてみました 多次元の世界に入る狂人(バーサーカー)魔導師が居るかも…との事で
マジックザギャザリングと言えば真っ先に思い付く言葉といえばパワー9ですがこちらで簡単に解説してみました
だからと言ってパワー9がないとMtgが遊べないという訳でもありません 古すぎて強すぎて使える場所が非常に少ないのです
パワー9とは

- Black Lotus
- Ancestral Recall
- Time Walk
- TimeTwister
- Mox Opal
- Mox Sapphire
- Mox Jet
- Mox Ruby
- Mox Emerald
ほぼアーティファクトと呼ばれる物と青い呪文で構成されており黎明期の如くその性能はとてつもない能力をしています
Mtgでは1ターンに1マナという行動出来る回数の決まりがあるのですがそれをぶち壊すパワーブレイカーであり1ターン目にやってはいけない性能の物ばかり
またパワー9のアーティファクトたちは0マナというマナコストになっておりどの場面でも1ターン早く動ける という具合にこれって 壊れてる
お値段に関してはほとんど付けたもの勝ちとなっており基本的に超高額 むしろここまで高いと値段という数字が役に立たないのではないか
各カードの詳しい性能の紹介
出会いがしらにひどいことをすることがかかれてます
Black Lotus

- (T),Black Lotusを生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに、好きな色1色のマナ3点を加える。
開始直後から3ターン相手より早く動けるカードという感覚 しかも0マナというのがさらに壊れでありどの場面でもBlack Lotusさえあればヤバい事が出来ます
そしてアーティファクトというタイプがそのパワーをさらに数倍引き上げており簡単に再利用したりクソゲーをぶちかましたり… とカードタイプ的にも非常に恵まれている一枚
出来ることが多すぎる上に自身で墓地に行くという事がメリットでしかありません
そしてイラストがすごいかっこよく値段が次元を越えた値段をしているカード 安心できる場所を提供でマンションを購入するのとただのすごくきれいな紙で幸せを感じる どっちが良いのでしょうか…
Black Lotusがあると…
- 1ターン目に3マナの激強クリーチャーが走ってくる
- 1ターン目に0マナカード大量展開した後に3マナでTime Twister
- オーリオックの廃品回収者と合わせて無限マナというクソゲーが可能
そんなひどい事をするためヴィンテージではアーティファクト対策が必須です!
リメイクカード



現代のMtgでも睡蓮は一種のカテゴリーでありリメイクカードも色々出てます バインダーにLotusを敷き詰めて幸せになりませんか?
性能面でもかなり強力な物が多数 特に睡蓮の原野 二クスの睡蓮 金粉の睡蓮などは良く見るカードたち そういえば現実にまっ黒い睡蓮は無いらしく 昼咲き種には青、紫、黄、ピンク、白の品種 夜咲き種には赤、ピンク、白の品種 しか無いとか
おうちに睡蓮を買うなら濃い紫のLotusをBlack Lotusと言い張るのがいいと思われます あと名所として神代植物公園 上野恩賜公園の7月中旬~8月中旬に見ると睡蓮の原野が見れます!!! 見よう!!!
Ancestral Recall

- プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを3枚引く。
短いテキストは壊れている とてつもなくシンプルにぶち壊れておりかつマナコストは1と極めて軽いです
そのため1ターン目からなぜかカードを3枚引くというチート性能でありかつインスタントであるためどの場面でも打てるという所もヤバい所の一つ
プレイヤー対象のため相手にも3枚ドロー出来たりという事もありそれがデメリットにもなりますがそれ以前にヤバすぎで他カードに例えて
- 強欲な壺の3枚ドロー版 速攻魔法持ち
- デュエマのサイバーブレインが1マナ S・トリガー持ち
といった具合で何故こんなになったのかと言えばブーンズという歴史も絡んできます
車は移動するだけだがアンリコは3枚引くことができるという謎言も知られてたり 怖いよこのゲーム
ブーンズの歴史

- 治癒の軟膏
- Ancestral Recall
- 暗黒の儀式
- 稲妻
- 巨大化
1マナで3に絡んだ能力を発揮出来る!というのがブーンズと呼ばれておりそこにAncestral Recallが居ます
白は防御 青はドロー 黒はマナ加速 赤は火力 緑は強化 と色ごとに分かれた能力があり青以外は全てコモンカードたちです
しかし開発陣が明らかに強すぎだろとの事で青だけレア枠での収録になったというお話でAncestral Recallは壊れました
ちなみにブーンズたちも十分パワー9に匹敵する強さがあり特に暗黒の儀式は黒の1マナ払えばBlack Lotusのように3マナ加速出来たりとこっちもこっちでやばい奴ら
逆に稲妻は超扱いやすくて強いカードで巨大化はバランスの取れたカードといったように各色ごとにカードバランスもガバガバで黎明期のカードバランスの趣さを感じさせますね
治癒の軟膏?3点ライフを回復して3点だけダメージを軽減出来るみたいですものすごく弱いカードとして有名…
リメイクカード



Ancestral Recallがリメイクのパワーになるとこんな感じで正しいマナコストは大体4~5マナのインスタントになります
また派生も多くどこかしらで条件が必要だったり重かったりとしますがそれでも強い一枚として渦まく知識が筆頭
逆に2枚を上に置くという行為がメリットになるその強さはレガシーを覗くとあいさつのように撃たれる日々
Time Walk

- あなたは、このターンに続いて追加の1ターンを行う。
あなたは追加のターンを得ると見るからにおかしい文章何故こんなにマナコストが軽いのか
わずか2ターン目に追加ターンを何もデメリット無しに得る事が出来て追加を得るという事は
- 1ドロー追加
- 2マナコストが無料で戻る
- 土地をもう一度置ける
- クリーチャーの戦闘が2倍
- その他の能力も2倍
とメリットしかなくリメイクカードでも追加ターンを得る場合5ターン目以降という厳しい条件がありそれでも強いというのだからTime Walkは異常なカードパワーを持っております
リメイクカード



一番新しいスタンダードのカードだとこういった追加ターンを得るカードはほとんど絶滅しかけており比較的最近だと7マナという重いコストになってたりしました
何故追加ターンを得るカードが最近出てないのかは1人で気持ちよくなるをぶちかましてくる事か多く相手は何も出来なくなってしまったからです
追加ターンを得るという能力が壊れなのでは?という感じに追加ターン系のカードってほとんどやらかしたカードばかりなような…アールンドの天啓絶対許さない
TimeTwister

- 各プレイヤーは、自分の墓地と手札を自分のライブラリーに加えて切り直す。その後、カードを7枚引く。
3ターン目にみんな墓地と手札をデッキに戻してシャッフルして7枚ドローする!
というように強力な能力をしており7枚という数字はMtgの最大手札枚数なので1からやり直しという意味も取れる
しかし相手も7枚ドローをするという物がありパワー9の中ではやや癖が強めのためこの中では一番弱い扱いをされやすいカードでもあります
TimeTwisterを使ったコンボ
ドローを制限させるカードとTimeTwisterは非常に相性が良い なのでそれと組み合わせると


覆いを割く者、ナーセットがいる状態でTimeTwisterを投げると相手は手札1枚になります ひどい


黙示録、シェオルドレッドが居る状態でTimeTwisterを投げると相手は14点ライフロスします ひどい
リメイクカード



直接的なリメイクのカードが一番多いカードで派生もかなり多めです 特に一日の終わりは一番近いリメイクでありデメリットとしてターンを強制終了させる効果があります それがメリットにも?
そして時のらせんはフリースペルという能力があり使った6マナ分の土地が全て起きるというボーナスが付いてたり
実は意外とパワー9の中ではバランスが取れているのかも もしこれが自分だけ7枚ドローなら

Contract from Belowというアンティと呼ばれる闇のゲームを賭けるカードがありそれだと1マナで7枚ドローというAncestral Recallも真っ青な異常カードがあったり
しかしこのアンティと呼ばれる能力は一番上にあるカードを賭けて勝った相手はそのカードを所有権を得る
といった感じに問題がありMtgのどのフォーマットでも使えないカードでもあります
Moxシリーズ

- (T):あなたのマナ・プールに(色マナ)を加える。
- Mox Opal
- Mox Sapphire
- Mox Jet
- Mox Ruby
- Mox Emerald
Mtgの各色ごとにある綺麗な宝石で共通して色マナを出すことが出来るという能力を持ちます
単純に言えば相手より1ターン早く動けるというカードであり他カードゲームで言えば
- ポケモンカードで言えば何もコストが要らず追加でエネルギーを追加
- デュエマで言えばマナゾーンを1ターンに1回をぶち壊してもう一度置く
というMtgの基本である1ターンに1マナ増えるというルールを根本からぶち壊すカードたちでかつ0マナ Black Lotus同様にいつでも使えて最も強い部分は場に残るという事
手札にさえあればマナ加速のようにかつ色マナがある状態でマナを増やすことが出来てという時点でとてつもない位にカードパワーがあります
リメイクカードたち



リメイクになると大幅にマナコストは増えて最速でも2ターンが必要です
しかしこれでも十分過ぎるほど強力てあり統率者というルールではこういったアーティファクトのマナ加速手段としてとても使われているカードたち
かつ色付きでのマナ加速となるとタップ状態で戦場に出るだったり色マナを出すとダメージを受けたりとMoxシリーズはやはりおかしい
パワー9に匹敵するマナファクト



黎明期にはパワー9に匹敵するおかしいマナファクトが多数あり特に太陽の指輪はパワー9に入っても良いけどアンコモンだからという理由で除外という理由も語られてます
魔力の墓所は色は出ませんしデメリットもありますが何と0マナでかつ2マナ加速とおかしく 魔力の櫃はデメリットありで1マナで3マナ おかしい
太陽の指輪は統率者で必ず使うカードの一枚なのでそのおかしさが知りたい人は覗いてみるのも面白いかと
パワー9が無いとMtgは遊べない?
自分も始めた頃Mtgは高いイメージがありパワー9が無いと遊べないと思ってましたが全く違ったり
Mtgにはポケモンカードみたいにスタン落ちのルールがあり新しいカードが出る度に昔のカードが使えなくなる
という物がありさらにその昔のカードが使えるルールに時期ごとのフォーマットがあります
- パイオニア(スタン落ちのカードで遊ぼう)
- モダン(壊れカードで遊ぼう)
- レガシー(再録禁止カードで遊ぼう)
- ヴィンテージ(パワー9で遊ぼう)
- 統率者(推しの一枚で遊ぼう)
- パウパー(コモンで遊ぼう)
- ミドルスクール(昔のカードで遊ぼう)
上記のように滅茶苦茶多くコモン縛りなどのルールだったり 統率者という推しの一枚のクリーチャーを選んで戦うなどややこしいゲーム
その中でパワー9が使えるのはヴィンテージというフォーマットでそれ以外のフォーマットでは当たり前のように禁止されているカードたち
そしてそのヴィンテージという場所でも制限カードという扱いで1枚しか使えないためいかにぶっ壊れというのがわかります
一部例外としてTime Twisterは統率者というフォーマットで唯一使えるパワー9でありそういう理由で需要があり超高額
単純にイラストがとても綺麗で最高という事もあり使える場所が限られてるのにも関わらずこんなに高いのです
再録禁止カードについて
またパワー9全ては再録禁止カードと呼ばれるMtg特有のルールがあり指定されているカードは再録が出来ません
理由としてはカードの暴落を防ぐ そして価値自体を保証するためというアメリカならではの理由があり高いと呼ばれているカードたちは大体この再録禁止カードに入っています
ちなみにこの再録禁止が無くなったらMtgを作っているウィザーズオブザコースト自体が潰れかねないと呼ばれてたり そのくらいに影響力があるという事ですね



有名な再録禁止カードとしてガイアの揺籃の地 ライオンの瞳のダイアモンド 裏切り者の都がありお店のショーケースで良く見るカードと言えばこいつら
しかしこれらのカードも古いため使えるフォーマットは…レガシー ヴィンテージ 統率者などスタンダードに比べると少なくなっております
パワー10について

- (T):(◇)を加える。
(T):カードを1枚引く。あなたの手札にカードがちょうど7枚あるときにのみ起動できる。
後の人によって特別にパワー9入りをしたというカードの一枚で能力は7枚丁度の土地自身をタップするとカードを1ドローという能力を持つ一枚
7枚って難しそう…という所がありますが条件が実は非常に緩くかつ自身がマナを出せるという点もポイントでパワー9と名乗れるほどのカードパワーがあります
…とみんなこのパワー9という名前が大好きなため偽パワー9だったり最弱のカードのパワー9だったりと色々この9枚と言う数字に何かを入れたがるようです
最強の9枚パワー9
Mtgのとりあえず出てくる言葉 パワー9ですが現在のMtgのルールをぶち壊すヤバい奴ら そして再録禁止によって超高額でイラストがとても綺麗
遊べる場所は少ないのに何故かみんな欲しくなる魔法のカードたちであり憧れの一つ でも今が一番安いと呼ばれている所もあって目を離すとまた手が届かない値段に…
ドラマチックにBlack Lotusを買ってパワー9を揃えたい と書いている人思っているのですが私は正常なのでしょうか?